息吹

風をつかまえた少年の息吹のレビュー・感想・評価

風をつかまえた少年(2019年製作の映画)
4.5
アフリカの乾季の土地で農作物を作るという事がどれだけ大変な事だったのか、その土地に住む人たちがどれだけ大変(大変なんなて言葉では物足りないくらい大変!)な思いをしていたのか、私の想像をはるかに超えてしまっていた現実(過去のことだが)を知って、言葉にならなかった。
自分達で何とかしなければならない環境で生きてきたからこそのウゥリアムの行動だと感心しました。今の日本にどれだけいるのかなぁ、ウィリアムみたいな子が。(沢山いることを期待したい)
学校の図書館で出会った一冊に影響を受け、独学で発電機の試作品を作り、それを応用して自分が作りたいものを作ったウィ
リアムの熱意・行動力には感服します。
子どもは凄い!
学校に通いたくても、授業料を払えずに退学にさせられる現実は、私たちと同じだけれど、本当に学びたくて通っている子をシッカリと救済する措置は必要ですよね。
当たり前のように学校へ通い、当たり前のように毎日残せるほどの食事にありつけてる今の世の中に、今を生きている私達に、一石を投じる作品ではないでしょうか。
息吹

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