【fool on the plain】
ネフリにて。"地球は平らである"と信じる地球平面論者を追ったドキュメンタリー。
中々オモロイ映…人たちですね。自分を中心に世界が回っている…としか捉えられない、天動説論者でもあるのでしょう。こういう人が、これだけ繁殖しちゃうのって、やはりアメリカならでは?
さすが、創造論者がたくさんいる国。地球平面論も、聖書の影響力が確実にあると思いました。熱心なクリスチャンでなくとも、家系がそうなら確実に影響受けますからね。
まあ、本人たちは明るくノー天気に楽しんでいるのだから、無害ならほっとけばいいと思います。が、世界から疎外され続けて拗ねちゃうと、オウムのように、テロでも起こしかねない不安は感じました。
科学者たちのコメントに、彼らを真っ向から拒絶せず、うまく導いてあげよう、的なものがありその通りだと思います。やっぱり真っ向から科学と向き合っている方がオトナだなあ、と安心しましたね。
地球平面論者でも、実験証明しようとする人もいるのですね。本作中には、2度出て来るのですが…この結果とリアクションが爆笑もの!
フェアな作りとは思わないが、地球平面論者を笑いものに仕立てるだけの映画ではなく、考えさせる点もあちこち、仕込んでありました。
作中でも問われていますが、飛行機用意して世界の果てまで飛んでみれば早いのに。間違いなく、元の場所に戻って来るわけですが、もしや…?という結果が出るかもしれないから、ぜひやって欲しいと思いました。
代表者に質問投げてみようかな?…あ、美人の方にしよう。
<2020.1.19記>