RAMPO

アンダー・ユア・ベッドのRAMPOのレビュー・感想・評価

アンダー・ユア・ベッド(2019年製作の映画)
3.2
ほんと鳥肌が立つほど気持ち悪い。ずっと嫌悪感。
よくもまあこんな気持ちの悪い話を作ったもんだ。

原作未読ですが、大石圭の角川ホラー文庫が原作と知ってホラー作品を期待したんですが、ちょっと一般的なホラーとは違う怖さでした。

ストーリーは至って単純で、存在感が薄過ぎて誰にも覚えてもらえず一人で生きてきた主人公が、唯一、学生時代に自分の名を呼んでくれたクラスメイトの女性の住所を、彼女は既に既婚者で生まれたばかりの子供も居るんだけど、10年後に突き止めて家に忍び込む。まぁストーカーな訳で、ほぼ全編に渡り、その主人公のモノローグで話は進むんだけど、彼女は家庭に大きな問題を抱えていた、さぁどうするって話なんですが。

敢えてネタバレすれば問題というのはDVです。これが酷くて観ていられない胸糞だったりします。
んで、それを知った(ストーカー行為の結果ね。)主人公はどうするのか…オチだけ見れば当然の結果、意外性はないです。でもそこに至る過程がどうしようもない。

今の時代、これもまた“個性”として尊重されるべきなんでしょうか。
私には分かりません。

“三井くん”は幸せになれたのかな…。
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