デデンネ

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~のデデンネのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

ぶっちゃけ言うと微妙なんですけど、個人的に唯一手放しで褒めたいのが平野紫耀さんの白銀会長
白銀会長って勉強はできるけど、基本的にはアホでポンコツでそれでいてひたむきな努力型のキャラクターだと私は思っていて、
だから個人的に会長は天才って言うほど天才のイメージはないので、平野紫耀さんのド天然なパブリックイメージも相まってどこか抜けた演技がマッチしてると思った


あとはなんていうか、積み重ねや過程の大事を終始痛感させられた
お互いに好きあってる状態から始まるのは原作通りだけど、原作ではなんで相手を好きになったのか?ってのが長い期間をかけてエピソード内に細かく織り込まれているのでちゃんと通して読めばわかるるようになって?
でも映画ではかなりのエピソードが端折られているせいで、この2人はなんで相手のことが好きなんだろう?ってなるし、相手のこういう部分を見て好きになったのかな?と想像する余地もあんまりないので感情移入しづらかったというか(構成の問題もあるし、そもそも上映時間的にそこまで要求するのが酷なのはわかってるけど)
それなのに原作の決めゼリフだけはバーンと唐突に発されるのでまあ違和感バリバリだよね

それが顕著なのが中盤の「花火の音は聞こえない」かな〜と…
ぶっちゃけどれほど低予算だろうと演技の酷い役者を起用しようとこのエピソードをラストに持ってくればそこそこのクオリティにはなるだろうってくらい原作屈指の名エピソードを中盤に持ってきたのはよくわからない
つまるところ脚本がお粗末すぎてダメ
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