よしやま

サイダーのように言葉が湧き上がるのよしやまのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

素敵!何より映像とビビットな色彩が素晴らしい。展開も、途中まではかなり良かった。脚本が弱くないか…?
おじいちゃんの探してるレコードを皆で探す!とかもちょっと弱くて、観るのダルいな〜と思ってしまった。二人が惹かれ合った理由が少し弱いのと、なんっっかムズムズするシーンがチラチラ引っかかって感動できなかった…後者は多分作品ではなく自分が悪い。夜中、割れたレコードの欠片に接着剤つけて、行けるか…?と思って次の欠片をひっつけようとしたらポロってとれて、を何回も何回も繰り返してたら泣き出してしまって、家族がいきなり抱きついてきて皆で泣くシーンとかシュールなギャグに思えてしまった。その他にも本人たちは本気でやってるけど傍から見たらギャグにしか見えないみたいなのがあって、本気の恋愛が主軸なだけに冷めてしまった。

最後、祭りの高台に登って俳句で告白するシーンからのタイトルが出る流れもめちゃくちゃ綺麗だが死ぬ程好みじゃ無かった。これを素直に楽しめない側の人間である事が非常に残念。河原で想いを叫ぶ的なシーンは大体むず痒くて苦手…
よしやま

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