MountainMovies

サイダーのように言葉が湧き上がるのMountainMoviesのレビュー・感想・評価

3.5
エモい。エモいとは、誰もが思い浮かべる青春のワンシーンに実際に出くわした時に出てくる言葉で、そういった意味でエモい場面が沢山ある映画だった。エモいはノスタルジィにとても近い言葉だと思う。
ショッピングモールがこの映画の主な舞台だけれど、これは自分の年齢が中年になったからなのか、いわゆる現代の景色の象徴であるショッピングモールでさえ、ノスタルジックな景色になりえるんだと驚いた、なんというか高度成長期の後にできた風景なのに。
それにすらノスタルジーを感じられるんだ、と。
さらに恋愛の過程がとても現代的だと思ったけれど、それにもエモさを感じてる自分がいて、なんか変な見方なのかもしれないが、現代におけるノスタルジーな風景ってこうゆうことなんだなと思った。
MountainMovies

MountainMovies