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サイダーのように言葉が湧き上がるのぉゅのレビュー・感想・評価

3.9
2024年 鑑賞 24-64-19 [5-1]
NHK Eテレ にて
アニメ音楽レーベル「フライングドッグ」の設立10周年記念作品で、アニメ映画初監督となるイシグロキョウヘイ監督による、何の特徴もない地方のショッピングモールで出逢った、人と付き合うのが苦手な俳句少年チェリー(声: 八代目 市川染五郎さん)とコンプレックスをマスクで隠す少女スマイル(声:杉咲花さん)が言葉と音楽で距離を縮めていく姿を描いたアニメ作品。

ー 思い出して ただ夢中に生きてたあの頃を そしてあなたと巡り会えた この世界の奇跡 ー
5月の大型連休を “ゴールデン・ウィーク” と言いますが... そもそもは映画業界での言葉だった... (詳しくは長くなるので、各自でお調べ下さい) ですが、私は全然鑑賞出来ずで...

「青蔦の団地 僕らは三〇五」と田舎の町の大きなショッピングモール、俳句青年チェリーと高齢者施設の職員、スマイルと歯科とコンプレックス、生配信と彼女は... 、立て看板とガチャガチャ、フライングと矯正器とスマホの取り間違え、屋上の秘密基地と3姉妹からの着信、ビーバースマイルとスマイルの回想、チェリーは超人見知りと顔の色と小さな声、「蝉聲や マスク外せぬ 少女にも」、ヘッドホン&マスクはコンプレックス隠しと歳時記、「夕暮れの フライングめく 夏灯し」と季語と「かわいいっ!」、チェリーの声かわいいとかわいいとはどういう意味か?、引っ越しといいね!とお互いにフォローし合う、「向日葵や 『可愛い』の意を 辞書に聞く」、「青歯闇 理由を知りたい だけなんだ」と✖️葉、バブルと「サイダーのように 言葉が湧き上がる」とハート、スマホから「小田山だるま音頭 踊り練習用」と高齢者施設で盆踊りの練習、フジヤマ(声:山寺宏一さん)の送迎と「FUJIYAMA RECORD」と大量のレコード、空のジャケットのレコードとフジヤマの思い、レコードの帯に書かれていたものとチェリーのとある事から来る決意、ヘッドホンを外したチェリーとまだマスクのスマイル、高齢者施設などショッピングモールは以前レコードのプレス工場だったとピクチャー版のレコード、ジャケットの風景は馬伏山の電波塔&山桜、お城(天守閣)の馬伏山ゆかりの品と藤山さくら、フジヤマがレコード店をやり始めた理由とあのレコードを探すミッション、「一人では 来なかっただろう 草矢射る」、暑さとそうめんとスマイルがマスクを... 、山桜と出っ歯と「やまざくら かくしたその葉 ぼくはすき」とスマホの黒画面に映るスマイル、冷蔵庫の中からのシーン 好きぃ〜、冷蔵庫を●●るとあのレコードがっ!、花火のイラストと祭りにチェリーを誘うスマイルとスマイルは... とスマイルのある行動で... 、チェリーがまた... と “あの拘束具たち” 相手への気持ちのベクトル?と二人の別れ「雷鳴や 伝えるためにこそ 言葉」、スマイルの行動と彼女の思いと涙「金魚鉢 割れて流れる もののあり」、レコードが意外なところに... (「あっ! ●だよっ! ●」って心の中で叫んでいた」)とスマイルのお願い、スマイルの生配信と盆踊りの会場、あの俳句と私の涙と間違っているけど間違ってない漢字と「感情や 少年海より 上がりけり」、チェリーの行動と数々の俳句と最後は... 、花火とチェリーの俳句のコラボが沁み沁みとスマイルの頷きとある行動と「サイダーの ように言葉が 湧き上がる」

独特なポップなイラストがにどんどんハマっていくし、主役の声の市川染五郎さん&杉咲花さんが凄くあっていて、クライマックスは超エモいの連続でウルっと来た!とても堪らない青春アニメ作品だった!あと、山寺宏一さん始め、坂本真綾さん、神谷浩史さん、潘めぐみさん、伊藤静さんら好きな声優さんが多く出演されていたので、それも堪らなかった!

「声に出して初めて伝わる情景もあると思いませんか?」「伝わるよ 声に出さなくったって... 」

「さよならは 言わぬものなり さくら舞う」

「やまざくら かくしたその葉 ぼくはすき」

「やまざくら かわいい笑顔 ぼくはすき やまざくら スマイルのこと ぼくはすき」
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