さとみん

ザ・テキサス・レンジャーズ​のさとみんのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

ネトフリオリジナルで原題は「ハイウェイ・マン」

1930年代に米中南部でヒーロー扱いされていた強盗団ボニー&クライドを追うテキサス・レンジャーの話。
ハイウェイ・マン(テキサス・レンジャー)のフランク・ヘイマーをケビン・コスナー、メイニー・ゴルトをウディ・ハレルソンという渋い2人が演じるのだが、若いボニー&クライドに対しフランク&メイニーは完全なおっさん。ハイウェイ・マンを小馬鹿にしたような若いFBI捜査官も含め、おっさん2人との対比が良い。

犯罪取締部部長、リー・シモンズ役のジョン・キャロル・リンチや州知事ミリアム・ファーガソン役キャシー・ベイツも激渋。

「俺たちに明日はない」はボニー&クライドは正義の味方、銀行を襲い金を奪うという庶民のヒーローなわけだが、今作では罪のない警察官の命を非情に奪う極悪人と言う扱い。
同じ内容の事をやっているのに立場が違うと評価も真逆になるという好例の作品。
さとみん

さとみん