平和を祈るヒツジくん

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコの平和を祈るヒツジくんのネタバレレビュー・内容・結末

4.9

このレビューはネタバレを含みます

「奈須きのこ・小林靖子にゃん脚本」「子供向け攻殻機動隊」だのあれこれ言われていた本作。オタク好みの脚本してますわホント……

ストーリーはぺんぎん?主人公の話です。
絵本の世界に引き込まれたすみっコ達。迷子のひよこ?に親近感を感じるぺんぎん?

最初は「ほんわかするなあ」と癒し系アニメを見る感覚だったのですが、ひよこ?が「みにくいアヒルの子」ではないと発覚してから、物語は変化していきます……

子供向けアニメと思っていたので、面食らいました。マジで泣けてくる。
ひよこ?は「絵本の世界の住人」であり、すみっコ達の世界へ行けない。こんな残酷なことってある!?と嗚咽するほど、無情なストーリー。

最後にはちゃんと救いが用意されてて2度泣きました。良かったねひよこ?ちゃん……良かったなあ。すみっコたちが一生懸命絵本の続きを描いて、しかけ絵本に変えたんだと思うとより泣けてきます……