Ginny

映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコのGinnyのレビュー・感想・評価

2.5
中高の友だちで構成されている"B級映画(っぽい)を見る会"で柄にもなく良い映画『JOKER』を見に行った時。
前評判で(((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル だった面子に ある子が映画館内のポスターを見て言った。

「次はすみっコぐらし 見る?w」

爆笑。映画やるの?すみっコぐらしが?と緊張解れました。

で、まさか、見に行くと思わなかったんですが予想外のすみっコぐらし高評価の流れに これに乗らずいつ乗るんだこのビッグウェーブに、ということで行ってきました。

期待がどんどん膨らみ どんな風に驚かせてくれるんだ?!大人でも泣けるってどんなのが来るんだ?!と今思えばハードル上げまくっていた。

結論泣かなかったし、寝た(笑

すみっコぐらしで泣いたり、好きな人は この感想読まない方がいいです。
そんな人たちの感動を台無しにしたくないから。といっても大したこと書かないですけど。

冒頭はすみっコぐらしのメンバーの紹介。
これがもうほんとに可愛くてシュールで笑いが止まらなかった。
何度も噴き出した。可愛すぎ。
癒される。
いのっちのナレーションも声が優しく温かくて包み込まれるようで心地よく……ウトウト

すみっコが 絵本の中に取り込まれて 迷い子の"ひよこ"のお家を探すくだり、おとぎ話の舞台を巡る…ウトウト

ハッと目覚めてはウトウト…

でも核心ぽいところ、"ひよこ"についての真実のところからはちゃんと見ました。
真実が明かされた時、あ〜なるほどね、そういう設定ね、とオタクはすぐに理解し受けとめました。
それよりも そのシーンのBGMがまどかマギカを彷彿とさせるもので ひよこの切ない設定よりも、まどマギの方が何倍も苦しくて切なくて泣ける…と意識が逸れてしまいました。

すみっコ達の健気な姿はエンドロールまで。
ほっこりあったかいエピソードではあるのですが、正直な感想は「どこで泣くかわからない」です。

私は自分が泣いたり 感動したものに対して、全然泣けなかった!とかどこで感動するの?とか馬鹿にするように冷めたテンションで言われるの大嫌いなのですが それを自分がしてしまいました。

どうしてだろう。

でも つまらなかったとは思わないですよ。
寝てしまったけれど すごく気持ちよい安眠で心地よかった。
可愛いすみっコとイノッチの声、とても素敵でした。

ひよこの設定は意外性がないというか、オタクの世界の創作物には往々にして見られるものだと思うのですが、すみっコぐらしを見る層は触れてこなかったのか、感動が襲ったのですかね???????

子供向けというか、あんなふわふわ可愛い絵柄の映画に この設定を持ってくるのはギャップがあるけれど 絶望感とかならアニメにたくさん転がってるよって……思ったけど……こういう意見も嫌いだな。
自分で言ってて思う。

すみっコぐらしを見て泣けた人が羨ましいな。
Ginny

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