ふっくー

チャイルド・プレイのふっくーのレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
3.5
ずっと親友だよね???


1988年に公開されて以来、爆発的な人気ホラーアイコンとなった「チャイルド・プレイ」のリメイク作品。

オリジナル版は殺人鬼チャールズ・リー・レイがブードゥ教の呪文によりグッドガイ人形の中に魂を入れ、それが殺人人形となる話でしたが、今回は製造工程で、プログラムされるはずだった設定を全て削除して発送された不良品AI人形(バディ人形)が暴走するとゆうAI技術が進歩した現代により近づいた現代版として、上手くアレンジされた良いリメイク作品だったと思う。

殺人人形チャッキーの声はシリーズでお馴染みのブラッド・ドゥーリフではなく、今作はなんとルーク・スカイウォーカー役でお馴染みのマーク・ハミルがやっているとゆう衝撃さ笑。
それもあってかアンディがバディ人形の名前を決める時に「ハン・ソロ」と名付けようとし、それを全否定し「チャッキーがいい!」というやりとりがマーク・ハミルがやってると思って見るとめっちゃ笑えました。

オリジナルに比べて、大幅に顔の容姿が変わっているので、かなり違和感がありましたが、前半はめっちゃ遊びや、言葉遣いなど教育されるチャッキー、一緒に遊ぶチャッキーが面白くてかわいく見えてしまった。。
が!!!!しかし!!!!
チャッキーおまぇ!!!!!
猫に手をあげたな!?!!?!
それはいけねえぜ!!!!
そのシーンから全然チャッキーが可愛くない笑笑。
「アンディを傷つけたから」
「僕の親友はアンディだけだよ?」と
めっちゃ嫉妬してくる!!

そして包丁を手に、人を殺めるという行為をするきっかけになったのが、アンディたちがテレビで観ていた「悪魔のいけにえ2」というのももはや笑うところなのだろう笑。

殺戮シーンはなかなかグロくてオリジナル版と引けを取らない!デコレーションされたクソ浮気男が芝刈り機で、顔の皮全部持ってかれるシーンはスカッとしたけど、隣人の刑事の黒人お母さんは殺さないで欲しかった泣。

割とチャッキーを怒らせたのはアンディ本人だったり、アンディの母親だったりと、オリジナルで見られた理不尽さが足りなかったのがちょっと残念。

ラストの覚醒チャッキーとのバトルが結構アッサリとチャッキーがやられてしまうので、もっと首がなくなっても、丸焦げになっても追いかけてくるとかくらいの執念がもう少し欲しかったですね。
バディ人形2というバージョンの中にクマ型バディ人形いたけど、あれ誰が欲しがるの??めっちゃキモかった笑。金髪とかバリエーション豊富だったけど、そのバージョンの中に現代版ティファニーとか混じっててくれたら、最高にアツかったんですけど、贅沢は言えないですね笑。

終わり方的に全然続編作れそうだし、面白い題材になり得る素材は今作で沢山あったので続編あるなら、楽しみに待ちましょう!

パンフレットが作り自体なかったようで、売ってなかったのが非常に残念。
ふっくー

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