セサミオイル

チャイルド・プレイのセサミオイルのレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(2019年製作の映画)
1.9
お馴染みの題材を大好きなitのスタッフが作ったという事で興味が湧きました。ホラーにはいい季節だしね。
そしたらチャッキーの顔が!これはあれだな後々あのチャッキーに変化するか別の奴が出てくるなと思ったがそのまま続投。殺し屋イチに出てくる双子みたいな変な顔と髪型のまま続投。
これは最後まで乗れなかった。
主要キャラのデザイン大事でしょー…
itは芸術レベルの美しさで見せてくれててそこが良くて好きになっただけに自分的に大きく落胆。
ストーリーの思った通りに進んでく感じはまぁまぁなんというかすんなりと見られた。でもイライラがないのは良いんだけど良い裏切りもなくて「うーん、無難!」という範囲を出てくれなかった。
ただただやりすぎなチャッキー、工場の人間が上司に怒られた腹いせで制御プログラムを解除しただけでそこまで悪意に繋がるものなのかなとどうもその大元の設定がしっくりこない。もっと一晩かけてプログラムを付け足すとか理由付けが欲しかったし、だいたいあの工場の人間も上司が嫌でやったんならそいつの家に送り込めや。リミット解除で暴走するなら主人公まで殺めてまた別の場所へと旅立つくらいの終わり方が良かった。AIが命令通り動いた挙句やりすぎて地球滅ぼすという警鐘をやりたかったのかとは思うけどそれにしては非力だし。
itから受け継いだのはジュブナイル感のみ。それも取ってつけたような形で。
itのジュブナイルは原作にあったことだしそれが主な要素だけど、チャイルドプレイにその要素いるか?そんなものよりチャッキー無双が見たかった。
ヴゥードゥーの呪いを丁寧に人形にかけて悪の化身となったチャッキーという以前の設定に対して、今回みたいにリミット外すイコール悪の化身という図式は理にかなってんのかな?
うーん疑問と不満だらけ。

ごっめーーーん今回ハマらなかったっーー!