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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのぉゅのレビュー・感想・評価

3.8
2022年 鑑賞 22-118-14
BS12 土曜洋画劇場(吹替) にて
北条司先生の漫画「シティーハンター」を、実写映画としては1993年に製作された香港映画以来26年ぶりとなるフィリップ・ラショー監督・脚本・主演によって、フランスで映画化した作品。冴羽獠ことニッキー・ラーソン(フィリップ・ラショーさん)は、相棒の槇村香ことローラ・マルコーニ(エロディ・フォンタンさん)と共に、その香りを嗅いだ者を魅了する「キューピッドの香水」を警護する依頼を受けるが、何者かに一瞬の隙を突かれ香水の入った鞄を奪われてしまった。香水の効果を試していたリョウとカオリは、香水の効果が永遠になくなる48時間後までに香水の奪還を強いられることになるお下品コメディちっくアクション作品。

ー この手があったか!冴羽獠、最大の危機(笑)! by北条司先生 ー
最初からMAX!手術台の全裸のモッ●●ーさん(ジャリさん)を挟んでのアクション、浴室の蟹、精神分析医(ジュラール・ジュニョさん)の変態さ、自白剤で色々吐いてしまう犯罪組織の(スパイ)組織員(奴はボンド?)、いい意味でくだらねぇ〜!

香水を間違えて持って帰った男スキッピー(ジュリアン・アルッティさん)、義母のお●●●ボロンから、香水の凄さを知り、香水を悪用し、憧れの女優ジェシカ・フォックス(パメラ・アンダーソンさん)に香水を使おうと、モナコへ向かう。それを追っかけるリョウとカオリ、カオリの香水の力でカオリのストーカー化した若者の男性パンチョ(タレク・ブダリさん)、香水を狙う犯罪組織が後を追い...

犯罪組織の罠にかかってしまったリョウとカオリ、万事休す... そこからのリョウのアクションの凄さ!に、リョウ目線の映像、パンチョのまさかの活躍(まさかこの為にストトーキング行為を?と思う感じのシーン)。

吹替の声優で主人公のリョウの吹替が山寺宏一さんとカオリの吹替が沢城みゆきさんだったが、アニメのオリジナル声優の神谷明さん(2役)と伊倉一恵さんも端役の吹替で参加。海坊主の玄田哲章さん、槇村秀幸の田中秀幸さん、野上冴子の一龍斎春水さんとオリジナルキャストがそのまま起用されている!また「もっこり」「100tハンマー」など、オリジナルを彷彿させる言葉やアイテム、お下品コメディシーン、くだらなさシーンと、キレキレカッコ良いアクションの振り幅もオリジナルアニメっぽい!フランス映画 = おしゃれ!のイメージだけに、この国で大丈夫?って思ったが、想像の斜め上の横の横の斜め下だった!やっぱり超オリジナル要素でなく、原作に沿ったものに現地ならではのオリジナル要素を少しぐらいが超いいっ!私は観たいとも思わないが、酷評の嵐の「●玉進化」と同じ道に進まなくて良かった!

“(なぜ窓から入ろうとした?と聞かれ)お前らを殴って入りたくなかったからさ”
こういう台詞が似合うのは獠と声優山寺宏一さんだから!あとカオリに言った銃を持たせない理由や血の匂いの話などの話も刺さった?カオリのドレスを褒めるところも最高!

カーアクションのシーン、超バカバカしい!まさか●と●●●が繋がれ... フロントガラスからぶっ飛ぶ人のスローモーション 、車のアレを使った●●ショックで生き返る? 、あの人のことを思い出して解毒剤使えないリョウ... しかし...

マジでぶち上がりテンションのリョウとカオリの銃撃戦!音楽も最高!あの2人のコメディちっくなシーンとカッコ良過ぎのシーンとのスイッチも最高!そして、まさかの... でも、あのシーンはまさかあの映画のオマージュ?

爆発で亡くなったリョウのお墓の前での種明かしに、ラストの狙撃のシーンは、らしい展開!香水の話もだが、犬もあの展開に加わる感じも、赤い車、狙撃のくっつきからのもっこりシーン、カラス、EDの「Get Wild」までもが、らしい。マジ手を叩いて、「いいっ!」って唸った!※

余談:ハムスター × 電子レンジは、当たり前だろっ!って気持ちと、気持ち悪っ!って気持ち!になった

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