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シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.7
▪️Title :「シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション」
Original Title :「Nicky Larson et le parfum de Cupidon」
▪️Release Date:2019/11/29
▪️Production Country: フランス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record :2020-068
▪️My Review
これだけのレビュー評価が高いのは『シティハンター』ファンから原作やアニメの世界観の緻密な再現性を評価されてんでしょうね。あと、この時期に日本アニメでも『劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>』が公開されて、2019年が「シティハンターイヤー」となったからでしょうね。
確かに、なんとフランス作品でありながら、リョウ、カオリそして海坊主などの主要キャラクターの再現性は素晴らしいです。
本作は、北条司の漫画『シティーハンター』を、フィリップ・ラショーの監督・脚本・主演によって映画化した作品で、フィリップは小学生の頃から『シティーハンター』の大ファンであり、権利元である北条の事務所へ実写版の企画書・プロット・脚本を直筆の手紙と共に送って映画化が実現されたそうです。
なので、一番大切にしたことは、ファンを失望させないよう「原作に可能な限り忠実であること」を目指したというんですね。
個人的にはオマージュや愛はしっかりと感じ取れましたが、フランス特有の少しくどさのある小ネタやコメディ部分が少し残念でした。
でもストーリー展開は、頭真っ白で楽しめる作品に仕上がっているかと思います。原作ファンをガックリさせなかったのは素晴らしいですね!!

▪️Overview
日本では1980年代にアニメ化されて根強い人気を誇る北条司の漫画「シティーハンター」をフランスで実写映画化。ボディガードや探偵を請け負う凄腕のスイーパー(始末屋)=「シティーハンター」ことリョウは、相棒のカオリとともに日々さまざま依頼を請け負っていた。そんな2人のもとにある日、その香りをかいだ者を虜にする「キューピッドの香水」の奪回という危険な任務が持ち込まれる。香水が悪用されれば世界は危機に陥ることは必至で、48時間というタイムリミットのなか、2人は香水を取り戻すために奔走する。フランスの大ヒットコメディ映画「世界の果てまでヒャッハー!」を手がけたフィリップ・ラショーが監督・脚本・主演。日本語吹き替え版は、リョウ役を山寺宏一、カオリ役を沢城みゆきが担当。アニメ版オリジナルキャストの神谷明と伊倉一恵はスペシャルゲストとして、アニメ版とは異なる役の吹き替えで参加する。(引用:映画.com)
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