yuri

SKIN 短編のyuriのレビュー・感想・評価

SKIN 短編(2018年製作の映画)
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すごく綺麗事みたいなこと言うけど「相手も同じ人間なんです」っていう標語みたいなこの言葉を、本当の意味で噛み締めることができてる人間は少ないね、本当に悲しい

生まれた時から差別主義者の人なんて存在しなくてやっぱり見たものがその人を作り上げる
それが子どもにとっての全てである親だったら尚更。

黒人のパパに遊んでもらって笑ってるあの子も、無惨な父親の姿を見て泣いている同じ年頃の黒人の男の子を罪悪感と驚きの入り交じった顔で伺うあの子も、もういないんだ

ネオナチ一味の有害な男らしさが強すぎてしんどい。
母親の適当な感じも腹立った。「相手にしないで」って違うでしょ...
でもなんだか彼らの姿にも悲哀があって、長編のSkinも観ようと思った
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