向日葵

スキャンダルの向日葵のレビュー・感想・評価

スキャンダル(2019年製作の映画)
4.5
「私が負ければ君も道連れだ」

男尊女卑が残り続ける世界で、
この言葉の恐怖の意味が分かりますか?

未だ残るノンフィクション作品です。
シャーリーズ・セロンにニコール・キッドマン、そしてハーレイ・クイン!笑(マーゴット・ロビー)豪華役者たちが社会の女を利用した汚い現実を伝えるベスト作品。とても気になっていたのでNetflix配信とっても嬉しい。

社会で昇格するには黙ってセクハラを受けるのは当たり前。女性は黙って権力者の言うことを聞く。おじいちゃんでも…

最悪です。
社会の中心と言っても過言ではないアメリカ大手会社のFOXニュースでは暗黙のルールがあった。空いた口が塞がらないがこれは決して解決した物語では無いということ。

何故ここまで女性が声を上げ戦い続けても無くならないのか。キャリアを捨てリスクを負っても男はまだまだ上り詰める。なぜこの形態が変わらないのか。声を上げた勇敢な女の敵は男だけではなかった事に自分は驚いた。

この描かれている日常はノンフィクションでありほぼ忠実に再現されているという事。この作品はこれからの社会を作っていくわたし達が観なければいけない現実です。
向日葵

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