KeikiYokota

スキャンダルのKeikiYokotaのネタバレレビュー・内容・結末

スキャンダル(2019年製作の映画)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

実話ベースのお話。

3人の主人公のうち、マーゴットロビー演じるケイラのみが架空の人文人物である。
しかし、劇中のエピソードは、名前を公にできず秘密保持契約に署名した約20人のFOX女性スタッフに制作側が取材した上で作られたそうなので、彼女の話自体は架空ではない可能性が高い。
映画の中では、エイルズの詳細な経歴は描かれていないがアメリカテレビの最高の栄養である【エミー賞】を受賞。
ニクソンやレーガン、ジョージ・ブッシュ大統領などの政治顧問も務めたほどの超がつく大物。
そんな彼のセクシャルハラスメントは非常に酷かったそう。
女性キャスターにはタイトなスーツにハイヒールが義務づけられ、スタジオのデスクは透明で足専用のレッグカメラまであった。


さて、映画自体のストーリー性に関して言えばテンポ感もよくきっちりとグレッチェンの勝利で物語は終結する。
しかし、もう少しグレッチェンやメーガンの心の模様、心理面を描いて欲しかった。
かなり見やすい映画なので実話好きには見ておいて欲しい1作ではある。

映画で女性の強さを期待するのならば、
・ココシャネル
・ジャッキー
・女神の見えざる手
が一枚も2枚も上手である。
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