ねぎ地獄

スキャンダルのねぎ地獄のレビュー・感想・評価

スキャンダル(2019年製作の映画)
3.5
🎥あらすじ:
米保守系メディアのFOXニュース。#MeToo運動が起きる1年前、2016年にベテラン女性キャスターのグレッチェン・カールソンが、同放送局の絶対的権力者でありCEOのロジャー・エイルズをセクハラで訴えたという実際の出来事を映画化。

✍️感想とその他メモ:
3/8が国際女性デーだったこともあり、この週末は「女性が活躍する映画を観よう」ということで本作をチョイス。

とにかくきっもち悪いセクハラの教科書のような言動のオンパレード。実際に日本の会社でもある話が盛りだくさんなので、他人事ではありません。

シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビーという豪華キャストですが、シャーリーズ・セロン居なくない!?と考えていたら、特殊メイクとバッキバキのつけまつ毛で別人と化していました。ニコール・キッドマンもなんか違うなーと思っていたら、こちらも特殊メイクだったんだそう。キャスター本人達に近づけるための努力、すごいです。実はシャーリーズ・セロンの声真似もすごいらしいです。

自らのキャリア、立場、人間関係、家族、自分自身の精神的痛みへのリスクを背負ってでも、セクハラ被害を告発した女性たちに勇気をもらいましたが、なんだかモヤモヤ。まだモヤモヤの原因がわからないので、わかったら追記します。

追記:
あるキャラクターが「これ(ロジャーから受けたセクハラ)を公表すれば自分の弱さを認めることになる」と言ったことに対し、親しい男性が「そんなことない、君がセクシーだってことださ」と回答。さらに社内でロジャーの擁護をする女性は外見に難あり…というような発言まで。暗にセクハラされることは名誉だし、されない女性はブスだからと言っている。
現実社会でもありますよね。ズレている、とにかくズレている。
色々と勉強になります。
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