ssr701

キューティーガール 美少女ボウラー危機一発のssr701のレビュー・感想・評価

1.2
聖闘士星矢が話題沸騰中ですので
セイントフォーの濱田のり子が
出ている作品を検索してみます(無関係)
すると小倉優子の主演作が引っ掛かりました
ボウリングの青春映画でしょうか?

セイントフォーのデビュー曲が「不思議Tokyoシンデレラ」!
ゆうこりんといえば「不思議ちゃん」キャラ!
そして炎の転校生の戦闘フォーが滝沢昇と
対決をしたのは「ボウリング」!
すべてがつながって感慨深いものがあります(ありません)
…いつものことですがわからないヤングはおいてきぼりです

さてジャケ写だけでお腹いっぱいになった気分ですが
いざ視聴開始です!

(ネタバレあり&読む価値なしです)


「大映テレビシリーズに捧ぐ」
というメッセージとともに始まりましたが
リスペクトなど微塵も感じさせないまま
ダラダラと時が過ぎていきます
まずBGMが軽くてダメですね
オープニングもしょぼいテロップが流れるだけだし…
物々しいナレーションで始まるべきでしょう
いちいち入るアイキャッチがまたお粗末で残念すぎます

冒頭には眞鍋かをりが出てきたので
期待してもいいかなと思ったのが間違いでしたね
見事なまでに棒読みのメンツがそろっています
なかでも浜田翔子はロボットかな?と思うほどのレベルでした

10分ほど待たされてようやくゆうこりんが登場します
かわいいです 逸材ですね
正統派として地道に頑張っていくべきだと
画面を叩いて向こう側にいる彼女に伝えてあげたくなります

さて山下真司が出てきたり
「死神の穴」なる組織が出てきたり
大映テレビっぽさが垣間見えてきました
しかし山下真司の声量をもってしても
BGMが邪魔でセリフが聞こえにくいところがありますし
ボウリングの作品だというのに開始20分を超えるまで
一度もストライクのシーンが無くて
ただでさえストーリーが退屈なのに
見ていてスカッとするところがありません
まあしかし少しずつですがストーリーも動き出しました
もうちょっと我慢してみます(やめればいいのに)

ゆうこりんはわざとへたくそに見せて
練習をしていたのですが
敵方のスパイはそれにあっさりと騙されます
ここで
「ただの素人でした」と
素人丸出しの棒読みでボスに報告するシーンは吹きました
この作品を見て一番の収穫はここでした
感動をありがとうございました

~糸冬~

…まあほんとに終わっても良かったんですけどね
眼帯に義手の謎の男が出てきて
まあやりすぎの感もあるなとも思いましたが
もうちょっと見てみようかなという気にもなったので
視聴続行してみますね(病気)


するとまた謎の女性が出てきて
「なんだか辛気臭い街ね」
「そうねえ 死臭が漂ってる」
とこれまた棒読みで会話し始めます

なるほど!
この作品は次々と棒読みの素人が
視聴者の前に現れて笑わそうとしてくるものなのかも…!

中盤に来てやっとこの作品の楽しみ方がわかりました!
ロボットはましょーや素人スパイを抑えて
この死臭女が棒読みレースの1位です
「そうねえ」の一言だけでものすごい破壊力です
それにしても自分の演技からその死臭が
プンプンと漂っているということに気づかないのでしょうか?
目も見事に死んでいるのが底知れぬおもしろ恐ろしさをさらに後押ししています

それからこの時の会話に
「絶望の中にこそ本当の生きがいがあるのよ」
というのもありましたが
いつも絶望的な作品を見て嬉々として
長文の感想文を叩き込んでいるボクにとっては
当たりまえのことすぎて「え?そうですけど何か?」
としか言えませんでした

ちなみに死臭女は酒に酔ってボールを投げる
ボウリング秘伝「酔球」なるものまで披露してきます
バカのレースも1位…っとメモメモ


グラドルの皆さんが多数出演している作品ですので
水着サービスもあります
ボウリングの練習をさぼってプールに来て
「いくら練習したってあいつらとの差は歴然だよね」
などと話してまた棒読みレースに参戦してきますが
この程度ではダメですね 死臭女にはかないません
彼女の優勝です おめでとうございまーす

そして「やめてホステスにでもなろうかな?」
「私はダンサーになろうかな?」
「いいね!」とわけのわからん盛り上がりを見せて
フォークダンスを踊りだします なんやこれは…
無意味に胸のアップとか映してもなにひとつエロくありません
これを敵のチームに見られて
練習もしないで何をやってるの?と当然バカにされ
そしてケンカへと発展です
肩を押し合うケンカは中学生日記っぽい感じですね
プールへ落ちてもケンカは続くのですが
水着がハラリと取れてしまうハプニングは一切なしでした
はいスタッフどもそこに正座して並べ(教育)


一方その頃…!
ゆうこりんはハーモニカを吹いていました
いやボウリングやれや!!!

なんやかんやで(めんどい)
意味不明で強引な理由で
ゆうこりんは敵に利き手を痛めつけられることに…

「俺がカタをつけてやる!」と山下真司は激怒します!
いざ敵のアジトへ…!!!
…と思いきや
まずはボウリングでストライクを取ってから(なんでや)
いざ敵のアジトへ…!!!
…と思いきや
みんなの練習を見届けてから(なんでや)
いざ敵のアジトへ…!!!
であっさり後ろから銃で頭を撃たれて死にます えぇぇぇ…
遺影を前にみんな悲しんでますがあほらしくて笑えます

さて対決です
試合前に桜木睦子が敵に何かを言いましたが
BGMがでかくてよくわかりませんでした
ちなみに彼女のwikiではこの作品は無かったことにされています

なんかの大会でもないのに
ラウンドガールみたいなのが登場します
もう突っ込むのもしんどくて
そうですかとしか言えません

なんやかんやで(めんどい)
見事パンチアウトを決めてゆうこりんチームの勝利!
ケガの痛みで倒れたゆうこりんに仲間たちが駆け寄ります!
なるほどなるほど…
パンチアウトからのパンチラですねここは…
と思いきや一切なしです
はいスタッフ(以下略)

倒れたゆうこりんに「どうしたの?」と
声をかけるのんきな奴もいて疲れに拍車をかけてきます
ケガのせいに決まってるやろ…

そしてこんな作品にまで無能警察が出てきて
犯罪者を取り逃がして終わるかと思いましたが
かろうじて逮捕して終了です めでたしめでたし

最後に眞鍋かをりが出てきてにっこり笑顔です
山下真司の娘でしたというオチです ふーん…
お父さんのかたきをとれた!と喜んでいます
ちなみに彼女が転がしたパチンコ玉による妨害で
試合は決まったようなものです せこいなあ…
それにしても犯人たちを逮捕できたというだけで
父親が銃殺された恨みってあっさり晴れるものなのでしょうか
まあ彼女がそう思ってるのならもうそれでいいですかね…


このテの作品でお馴染みの
作品そのものを物語るセリフですが
開始6分30秒ほどで出てきました
それをお伝えして終わりとします
「へたっぴのみなさま こんにちは~!」
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