テロルンとルンルンの小嶋貴之のネタバレレビュー・内容・結末

シンプルな物語を丁寧に繊細に描いているのは好感持てた。

が、ところどろ演出が甘い。
例えば母がテロルンが外出した事に気づく所。母が驚いて持って行った食事を落とした音に気づいて、慌てて外へ出る弟。先立って異変を勘付いてたり、母に対して何か心配事が無いと、あんな音を聞いてすぐ急ぐ様な反応にはならない。リアルには音を聞いて「なんか変だな」と思って普通に外へ出ていくはず。

それ以外にもテロルンやルンルンがステレオタイプに虐げられてたり、もう少し理由づけは出来なかったのかな、とか、シンプルな話だけに粗が目立つ。