にっきい

阿吽のにっきいのレビュー・感想・評価

阿吽(2018年製作の映画)
3.0
JKのヤリ友…羨ましいぞ!

昨年何処かのミニシアターでチラシ見て観たいと思ってたのに気が付いたら上映終わってた作品、
1日限定で上映があったので観てきました。

呪われてるカンジくんの話し。
なんと言うか、表現が合ってるかはわからないけど、非常に余白の多い映画。
次々と場面が映し出されるけど、一つ一つのシーンに全く説明も無いし、それ以前に前後のシーンに繋がりあるように思えない…。
告られたJKとその友達のJKの会話要ります?
主人公と別れた彼女が新しい彼氏といちゃいちゃしてるシーン要ります?
そもそもカンジくんが呪われてると言う理由もハッキリしないし。
何かをして、その事をくよくよ考えてるのだけは分かったけど…。
そのカンジくんが泥水の水溜りに顔突っ込んでからは鬼の形相に!?
で人殺す、殺しまくる。
ただ、その意味もわからない。
って事で見る人に対して想像の余地を残した映画…、はっきり言っちゃうと、説明責任を放棄した、むしろ理解を拒むように感じました。
さてコロナのこのご時世に舞台挨拶。
登壇されたのは監督、主演、撮影の3名。
後半の鬼の形相については、わかりやすく主人公が変化したのを示したいからだとのこと。
そして、劇中何度か地震のシーンがあって、でもそれがストーリーには絡まないので思ってたんですが、なんと監督の意図してたのは東日本大震災を監督なりの解釈で描いたのが今作だそうです。
えっ?地震そんなに重要視されてました?
主人公の崩壊する日常がテーマやと思ってた…。
作品自体は全然楽しめなかったんですが、この時期に舞台挨拶に来てくださった監督たちに感謝を込めてこの点数。

この前職場でラジオから聞こえてきた浜村淳さんとアシスタントの会話がまた笑かしてくれました。
途中からだったので何の話題なのかはわかりませんが伊藤健太郎の話しになって、浜村さんが伊藤くんを知らないと言う?w
それだけでもかなり失礼やのに、アシスタントが「『今日から俺は』に出てはりますね」ってフォローしたのに、浜村さんは!なんと!
「それは映画ですか?」えぇー?w
めちゃくちゃヒットしてますよね?w
今日も浜村淳さんはフリーダムですwww




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2020年8月22日
鑑賞回:18:20〜19:37
劇場名:UPLINK京都
座席情報:スクリーン2 G-3
上映方式:2D
レーティング:G
上映時間:74分
備考:UPLINK京都会員、舞台挨拶付き
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