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新・荒野の七人/馬上の決闘のSEIJISANのレビュー・感想・評価

2.5
主役のクリス役が、ユル・ブリナーから、ジョージ・ケネディに交代。これはとても残念。ジョージ・ケネディは「脇役で輝く俳優さん」のイメージなので、6人の仲間を率いる主役は似合ってなかった感じです。今回はメキシコの反政府団体の指導者が囚われの身に!彼の出獄を助けてくれと頼まれて7人が立ち向かう。仲間の集め方が淡々としていて本当に「御友達」を集めている感が強いのは個人的に残念。もっと「赤の他人だけどプロとプロの通じるところがあり、仲間に加わる」という「プロフェッショナル」な要素が欲しかったな。だって本作は「7人のガンマン」の個性を出す事が大事な西部劇だったはず。シリーズ物で「「荒野の七人」の看板に甘えている気もしました。看板あってこその作品。でなければ、平凡な西部劇になっていたと思います。
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