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HiGH&LOW THE WORSTのますのネタバレレビュー・内容・結末

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

坊主軍団集結でガッチリハートを掴んだ直後、自転車への躊躇なきドロップキックという治安の悪さで射抜いてくる開幕。最高
〜〜〜これこれこれよ!!!!
初手役者の滑舌が悪かったりちょい誇張演技が目立ったりするところはあるものの、鬼邪高面子が現れてから演技がガンガン安定していきアクションにも拍車がかかっていく。頭悪いけど魂熱い系男博物館みたいになって自然笑顔。あと人望なき強キャラこと轟さんのズレかわいさが半端なく、ラストの投石は本当に笑わせてもらいました。(くるか⁉︎→きた〜‼︎の喜び)
この前見たRRRもだが、ラストに向けてぐわわーっと駆け上がるカタルシスがある映画は本当にいいな…。最後のバトルもとてもよかった。ラリってる奴らは大体ゾンビみたいなもんです!

そして毎度思うが、脚本演出音楽美術効果、何もかもレベルが高い…。これだけの人数をキャラクターをしっかり立たせつつ友情葛藤勝利させるし(バトルの合間に挟まる、友を思って教師と相対するシーン好き)、長尺のケンカシーンをMVばりに美しく見せてくれる。特に絵作りのうまさは邦画の中では群を抜いてるんだよな。ワーストクロスも楽しみ!

(あと、いわゆる美形イケメンと厳つい系イケメンと別にイケメンじゃないけどすごいいいやつと全然イケメンじゃないただの柄の悪いメンの比率が完璧で…わたしは嬉しい…)
ます

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