虎舞羅ーコブラー

ブルータル・ジャスティスの虎舞羅ーコブラーのレビュー・感想・評価

ブルータル・ジャスティス(2018年製作の映画)
4.2
“暴力の伝道師”ことS・クレイグ・ザラー監督によるクライムアクション映画。

新年を迎えてから、私的に満足出来る☆4.0超えの良作続きなので嬉しいですね〜!✨

「MADMAX」をはじめ、アクション映画で長年活躍するメル・ギブソン主演。S・クレイグ・ザラー監督は、その二つ名があるほど暴力描写が強烈。この二人がタッグを組み、暴力刑事2人と凶悪な金塊強盗団の猛烈な戦いを描きます。

この映画の上映時間は159分とかなり長め。開始一時間程度は主題に入らず、主人公や悪人、そしてその家族をじっくり丁寧に映していきます。劇伴も車内ラジオの音楽以外は全くと言っていい程なく、北野映画の様な静寂の中で起きる激しい暴力を彷彿とさせていますね。
かなり疲れている時やスローな映画が苦手な方にはキツいかもしれません。しかし、序盤は正直キツく感じても、見ていくと次第に物語に引き込まれる様な力強さを感じます。そしてラストも個人的に腑に落ちる結末で、エンドロールの曲「Shotgun Safari」のノリノリなビートで爽快感抜群でしたね!

Twitterでも2020年公開映画ベスト10に入れている方も多く、Filmarksレビュワーさんの高評価も納得の一作。お時間があれば、是非チェックして欲しい作品です!👍