『学校怪談』で高橋葉介のファンになり読み漁った中学時代を思い出しました
今さらのように突如映画化されたこの作品、タイミングが合わず劇場へは行けませんでしたが突如U-NEXTで配信が始まっていたので早速視聴、やっぱりU-NEXTは最高だぜ
当然ですが夢幻魔見也のイメージは違います、もっと若くてもっとふわっとしていてもっととらえどころがなくて…というのは簡単ですが、そう悪いものでもなかったように思えます
時代錯誤ともいえる昭和初期の風合いや狂気を感じさせる登場人物、特に余計な調度品や感情の一切を排した画づくりは高橋葉介らしさに満ち満ちていたのではないでしょうか
恐らくいくつかのエピソードをつなぎ合わせたことで多少の無理やり感や物足りなさはありますし、何より夢幻魔見也らしさが足りているのは間違いないものの、令和の世の中にもなって『夢幻紳士』が見られることに幸せを感じました
