ろく

女の機嫌の直し方のろくのレビュー・感想・評価

女の機嫌の直し方(2019年製作の映画)
2.5
新潮新書ばりの薄っぺらい女性/男性論(妻のトリセツみたいなやつ)をそのまま映画にしたという、いやこれなら新書読めよってレベル。ただ松井玲奈出ているので見ざる得ない。もう、松井玲奈の映画が基本微妙なんでこれは苦行ですかレベルですよ。

まず、基本的に「男は○○」「女は○○」っていう物言いが夫婦同衾を第一に思っている自○党・統一○会みたいな感じでそれだけで申し訳ないけど嫌悪感。いや、男性が~、女性が~って言う人ってなんで人間を型に嵌めたがるんでしょうねって感じですよ。そんなことをAIが~とか言ってもっともらしく語るから余計嫌悪感。あ、でも語っている早見あかりは悪くないですよ。そこは松井玲奈アゲであるとともに早見あかりアゲです。

コメディとしてはそこまで悪くないんで、これは完璧に僕の「感覚」との違いなんで好きな人もいるでしょうけど、どうにもなぁ、この令和の時代にこんなこと言っているのがなんともはやなんです。

それでも途中のおっさんのスピーチはそこそこエモい。それはアリです。あと松井玲奈とってもいいです(まあ好きだから仕方ない)。それもありです。それとところどころ伏線から回収される展開は楽しい。まあ悪い映画ではないんだけど……

すんません。僕にはこの感覚は合わないんです。
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