バッシー

線上のフェア・プレイ/フェアプレーのバッシーのレビュー・感想・評価

3.8
80年代前半。共産主義下のチェコスロバキア。

女子短距離走のオリンピック強化選手が、ドーピングの強制を拒否しようとする。
みんなやっているという理屈がまかり通ってたのね。
コーチ厳しいけど、彼も責任を負う立場。

そして、母親の亡命計画と国家反逆罪の疑惑。

国への忠誠か、信念を貫くか…母娘が迫られた辛い選択。

でも、そうか、84年のロスオリンピックか。
皮肉な結末に寧ろ気が晴れる。