浅田家！のNOBUのレビュー・感想・評価

前半が生、後半は死という構成が写真というテーマで結びつく作品になっていて、
様々な家族が伏線ストーリーとして中盤が描かれ、主人公が成長していくところがこの映画の醍醐味でもあろう。

時代を積み重ね生きていく主人公の一つの家族が丁寧に描かれていて、どの世代が見ても共感するのではないだろうか？

奈良県出身の自分としてはお隣、三重の家族の話す関西訛りに加え、子供の頃に被っていた近鉄バファローズの野球帽、そして近鉄沿線育ちの設定があまりにも近く、世代もほぼ同じで、ひたすら見入ってしまった。