このレビューはネタバレを含みます
浅田政志がフーテンの時期を経て写真家になっていく様は人間臭さを感じられ、生き方を模索していくことへ共感する。
そんな政志を取り巻く浅田家は温かく、政志のやりたいようにさせ、やりたいことに協力し、それに喜びを感じている。
その後様々な家族が出てきてそれぞれの家族にそれぞれドラマがあることを思わされる。
更に、政志は東日本大地震の被災地で、写真洗浄を通じても人々と交流していく。
その他幼馴染で恋人の川上若菜など、多くの人と多くのやり取りがなされるが、その全てに温かさがあり、感動で泣ける場面も多い。