家族愛・兄弟愛を描いた家族のコメディ映画としては面白くもあったが、感動的に仕上げようとして結果中途半端な映画となった印象。
いくら初めてのお客さんで思い入れがあったとして、その家族の安否が気になっただけで東北まで行くかとか、お父さんの写真が無いのはいつもお父さんが撮影していたからとか、楽しい思い出があったからといって津波の直後に海岸で写真を撮るのか、などエピソードどして弱かったり疑問を感じることが多すぎる。
それらが実話を基にしていたとしても、映画として面白くするにはもう少し脚本練る必要がないだろうか。
写真を回収して被災者に返すボランティアも本来ならカメラメーカーやフィルムメーカーが率先してやるべきことじゃないのかな。とかそんなことも気になった。