このレビューはネタバレを含みます
実話を元にしたオリジナルストーリー。
東日本大震災の話が後半から出てくる。
写真家を夢見て学校に通うが卒業後もなかなか就職しないでプラプラしてる。
父の消防士になりたかったという夢を叶えるために写真を撮るとその後から家族のユニークな写真を撮り始めるようになる。
そのアルバムを持って東京の出版社を回るが相手にされず個人で個展を開く。
そこに来たおばさんに写真を気に入られて名刺を貰うと出版社の社長だった。
その人の会社で本を出すが全然売れない。
でもその本が「木村伊兵衛写真賞」を受賞する。
その後依頼が来たらどこにでも家族写真を撮りに行く。
初めてのお客さんだった岩手県が東日本大震災で津波に流されて心配で現地に向かうが家族が見つからない。
写真を洗浄し持ち主に返すボランティアを見つけ手伝い始める。
父の誕生日に実家に戻る。
バースデーケーキを吹くと父が脳梗塞で倒れて入院するがやりたいことを思いつきまた岩手に行く。
最後、初めてのお客さんの家族は親戚の家に引っ越したという貼り紙を見て安心する。
実家で父の葬式をする。
が、それは家族写真を撮ってるだけで死んでいない。
みんな笑顔で終わる。