見てる間中、ずっと眉間に皺寄せてた。
「化け物」とは言っても、酒乱ではないし、夜な夜な酔い潰れて家族に迷惑はかけても明るい酒だからまだいいじゃん、とか思って見始めて、ナンセンスコメディかと思ったら、
母親の不幸がある辺りから、とても笑ってはいられなくなる。話はかなりシリアスなのに、演出も音楽も「ナンセンス」寄りなのを留めおこうとする。
主人公の女性(松本穂香)の職業が漫画家だから、これは原作者菊池真理子の実話かと思ってググったら、その通りだった。
原作は未読だが、きっとマンガと実写映画では作品のニュアンスの伝わり方は違うんだろうなぁ。おもしろくないわけじゃないんだけど、実写だと、最後までどういうスタンスで見ていいのか、わからない作品でした。
*突然のオダギリジョーにびっくりしたw