ウィンプスハンター

ラストナイト・イン・ソーホーのウィンプスハンターのレビュー・感想・評価

4.0
《欲望と理想が交錯するこの街、この時代でー。》

ハズレ無し監督の1人、エドガー・ライトの最新作。

現代のロンドン・ソーホーと、
60年代のソーホーが重なり合う作品。
観たこと無さそうで、ありそうな、でもなさそうな作品でした。

とにかく設定、ストーリーが面白くて引き込まれる上に、
映像がトリックアートみたいな感じになるので余計に面白いです。

途中で中々などんでん返しがあって、
油断してたから驚きました。
そう来るかーー!

何と言っても本作はトーマシン・マッケンジーとアニャ・テイラー=ジョイの二人の魅力大爆破でございます。

アニャにゃの方は(いや呼び方キモいな!)『スプリット』で観ましたが、
トマシンさん(いや呼び方キモいな!)は初めましてでしたが、もう二人のファンになりました。

結局どっちが好きかと聞かれたらムズいです(大丈夫、誰も聞いてない)
ポケモン赤・緑以来の長考に入ります。

そんな本作ですがホラー映画な所はキチンとホラーを全力でやるところがたまらない。
グロさは手加減しないし、不気味な所はとことん不気味。
『マリグナント』でジェームズ・ワンが帰ってきたかと思ったら、エドガー・ライトもまた見せてきましたね。

とりあえず夜の街で働く女性にオススメな一本です(どんな間口!)