ユウ

ラストナイト・イン・ソーホーのユウのレビュー・感想・評価

5.0
スプリットのアニャ・テイラー=ジョイ、ジョジョラビットのトーマシン・マッケンジーのふたりが主演のホラー映画なんて観るしかない、とあらすじに関する前情報は一切無しで鑑賞。
あまりにも自分のこんな映画が観たかった!が詰まっていて、二日連続で観た。

冒頭、新聞紙のドレスで踊るエリーがもうかわいい……とほのぼのしたところで、これがどうホラーに繋がっていくのかと観ていくと、まさかのタイムリープホラー。これがめちゃくちゃ怖い。トーマシンの怯えた表情が拍車をかける。

予告にもあるふたりがくるくると入れ替わるダンスのシーンや、鏡に映るエリーとサンディのシーンはCGなどでなく、撮影方法を工夫したものと知って驚き。また、なんとなく「あーティファニーで朝食をのポスターかぁ」と見ていた冒頭なんかにも、パンフレットを読むと実は伏線があったことが明かされる。
一度そのまま観て、パンフレットを読んだ後色んなこだわりや伏線を把握した上でもう一度映画を観ると、めちゃくちゃ楽しい映画(映画のストーリーは決して楽しいことばかりじゃないけれど)。
たぶんもう一回観に行きます。
ユウ

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