みい太郎

ラストナイト・イン・ソーホーのみい太郎のレビュー・感想・評価

3.7
有名なベイビードライバーは触角触れず
観てないんですが…
ショーンオブザデッドが 
案外面白かったんで
好物のループでホラーという事で
最低限の情報だけで鑑賞。

そんな無理矢理脅かす事もなく
60年代のレトロファッションやダンスや音楽?(音楽は本当に60sなのかは知らないので…)もキュートで煌びやかで。
ホラーだけどちゃんと物語を見せる感じで
普通のホラーとは違う印象。

あとやっぱりアメリカ🇺🇸作品とは
違うイギリス🇬🇧全面に出してくる感じ。
設定が60年代だからなのか
歴史感全面に出してくる(苦笑)

アメリカだとあまり印象がない
黒人の彼とのラブロマンスもありつつ
フランスやイギリス作品だと違和感なく
感じてしまう。

ホラーとして見たら正直全く怖く無かったし
途中は我慢したんだけど(笑)
おじさん達に最後は笑ってしまった。

そして…
やはり喜怒哀楽。
女性の悲しい性。
後半ストーリーは読めてしまいましたが
なんかアニャ演じる彼女が
キラキラ恋する目標がある前向き強気ガールからどんどん心が荒んで擦り切れて
違和感持たない依存症の人になっていく
過程がちゃんと表現されてて哀しかった。

これの前に「ハルヲウルヒト」を観たのもあり…女性がその状態にならない為には
どうしたらいいのかなあと
後半ボンヤリ考えてそれで一杯になった。

考えさせれてしまった。
そして全く怖く無かったのにラストシーンのアニャに鳥肌が背中から指先にゾワッて
流れた。
怖いとか怖くないじゃなくて
潜在意識に響いた様な…

個人的は面白いとか面白くないじゃなく
してやられた。という気持ちになりました。

久々ね館観だけど…
こんくらいのスコアね😉
みい太郎

みい太郎