たーぼーん

ラストナイト・イン・ソーホーのたーぼーんのレビュー・感想・評価

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自分としては「反撥」「ローズマリーの赤ちゃん」が想起された。
不当な目に遭う女性に視点を持ち目くばせするが、ちょっとその面を狙ったにしては中途半端に終わった感あり。
結局様々な種類の恐怖を描きたいだけなのだろうけど、その点はとても面白かった。

冒頭からエロイーズが登場して、いかにもオタク好きする可愛らしさなもんやから、「エドガー・ライト大概にせえよ」と思ってたのに、その後アニャ・テーラー=ジョイが出てきてアガる僕も50歩100歩だった。(笑)

お母さんが亡くなっていてという中で、最初僕は勘違いしてエロイーズが憧れてるのは母の若い時代なのかと思ってたのだが、それでは計算が合わずおばあちゃんの頃だった。
おばあちゃんの頃が60年代後期、母が90年代?、現在が2020位か、、、
60年代後期を舞台にしてるけど、エドガー・ライトの中では90年代がヒントになってるんじゃないのかな、彼自身が若い頃にロンドンで遭遇したり見聞きした事からのイメージもあるんじゃないかな。