きな抹茶

ラストナイト・イン・ソーホーのきな抹茶のレビュー・感想・評価

3.5
期待値低めで、観たからか意外と楽しめた!
音にびっくりする系のライトホラー。

最近、統合失調症とか双極性障害で、幻覚が見えてしまうという内容の作品を、立て続けに観た事もあり、フィクションとしてサラッと流し見はできなかったかなー。
結構、社会的問題になってるのかな?
夢が現実を侵食していく様子が恐怖だった。

ベイビードライバーの監督ということで、本作も映像と音楽の融合性が高い。
特に、その歌(歌詞)によって、物語が展開していくのが、ミュージカルっぽくてよかった!

衣装も60年代ファッションが逆に斬新で新鮮に感じるし、映像もとても美しくて、鏡の中に映るみたいな写し方も面白かった!ネオンとかそういう鮮やかなものが好きな人にめちゃくちゃ刺さりそう。

ジョンみたいななんでも全て受け止めてくれる人がそばにいてくれたら、主人公も少しずつ病気と向き合っていけるのだろうか?
"みんなと違うから好きだ"

お母さんの事が、出てくる割には特に何も進展せず、もやもやした。

ミステリーにもホラーにもどちらにも振り切ってないから、どちらかを期待すると微妙かも。あくまで、ライトなって感じだし、正直、予想は出来ちゃう。
きな抹茶

きな抹茶