CANACO

ラストナイト・イン・ソーホーのCANACOのレビュー・感想・評価

3.4
あちらの世界が見えすぎる女子・エロイーズ(トーマシン・マッケンジー)が、ロンドンのファッション系学校に通うためソーホーに住み始めたことを機に起こる物語。
エロイーズは、眠りにつくたび60年代のソーホーにあるナイトクラブに引き込まれ、その夢の世界で遭遇するサンディと次第にシンクロしていく。

後半は怖いしびっくりするし、展開にも捻りがあるのでジャンル分けするならサスペンスホラー。だけど、学園もののテイストもあるし、映像が綺麗なのでTDLのホーンテッドマンションにいるような新感覚。
ただ、話を展開するために存在しているような、キャラ設定が浅い登場人物が多く、原作がない作品という感じが伝わってくる。あと、鑑賞後、ソーホーが怖いっていうか……あの2人が特殊すぎると思った。

アニャ・テイラー=ジョイちゃんはどこで観たっけと思ったら、M・ナイト・「アンブレイカブル」シリーズだった。

「シックス・センス」のコール君と対談してほしいエロイーズ。エージェント・スミスのように湧いてくるエロオヤジどもは、次鑑賞したときには笑える気がする。
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