エドガー・ライトの過剰さは素のバカさ加減があって狙っているというよりこういう人なんだなと。
ベイビードライバーは40分で止めたが見るに耐えなかったというより途中で底が分かって関心逸したことが大きい
それより本作は何かを語ろうという意思がまだあって良いが、幻想と音楽が過剰でノルかソルカしかない。
ネオンサインも活かしきれてないし、鏡あれば良いというのがまず浅はか
60年代である必然性もかつてそこにあったはずの存在感が無さすぎて何をしたいのかが理解出来なかった。
もっと映画を見なさいというしかない。
幻想は過去の遡及でありミステリーと組み合わせは非常に難しい。
幻想でなくここぞという時は実像を持っていくべき
遡りは運動の失速をもたらす。
力量がなければ行わない方が良いし、エドガー・ライトにその力があるとは現時点では思わない。