aka黄屑

ラストナイト・イン・ソーホーのaka黄屑のレビュー・感想・評価

4.0
エドガー・ライト待望の4年振り作品『ラストナイト・イン・ソーホー』(21年)観了。正直コメディ要素が無いことと『ワールズ・エンド ~』の焼き直し表現にガッカリしたけど、スリー・フレイヴァー・コルネット3部作のエドガー・ライトはやっぱりボクにとっては特別な存在だし、せめて『ベイビー・ドライバー』のクオリティは維持してほしかったと思いながらも、トーマサイン・マッケンジー(『ジョジョ・ラビット』のあの娘は若杉00年生れ!)とアニャ・テイラー=ジョイ(大きな目に尽きる!)の魅力を引き出してるから「ま、イイか…」(汗)
序盤の階段での鏡のシーンに本作の魅力は集約されるかナ。
60年代英国バンドぢゃなく英国Popに焦点当てた作品は珍しく、当時のロンドンの闇の面を表現したかったと思われ。
大家役のダイアナ・リグは『女王陛下の007』(69年)のボンドガールで本作が遺作。
結局思うのはしつこいようだけど改めて『アントマン』撮り終えてほしかったなァ…
初めてエドガー・ライトと組んだ撮影のチョン・ジョンフンは『オールド・ボーイ』などパク・チャヌク作品で活躍したヒトで、『イノセント・ガーデン』(13年)以降米国進出。『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。 』『ゾンビランド:ダブルタップ』も担当。
製作費はエドガー・ライト作品最高額ではなく、『スコット・ピルグリム~』の方が高額でした。
"タイムリープ"は和製英語で"意識だけが時空を移動"することを意味し、英語ではどんな時空移動も"タイム・トラヴェル"で纏められてることを勉強_φ(・_・

~~~~~

その後『クイーンズ・ギャンビット』を観てアニャ・テイラー=ジョイに圧倒され〼た。時系列では
15年『ウィッチ』
20年『ニュー・ミュータント』
  『クイーンズ・ギャンビット』
21年『ラストナイト・イン・ソーホー』
で96年生れなんだナ。
まだ『ノースマン~』も『ザ・メニュー』も未観だから彼女の演技を観るだけでも楽しみな存在✨
aka黄屑

aka黄屑