【ホラーではあるものの、選曲の使い方や映像の綺麗さで怖さは半減】439
《感想》
・選曲が好き
・音楽の使い方が好き
・色合いが綺麗
〝ベイビードライバー〟のエドガー・ライト監督さんですが
ベイビードライバー同様に、音楽のチョイスが自分に合っています。
又、音楽の使い方も映像とマッチしていて、観ていて飽きが来ない仕上がりです。
そして1960年代のロンドン。
ネオン輝く時代で、ネオンの色合いも良い感じで、ホラーという事を忘れる位です。
話は夢の中でタイムリープするのですが
夢と現実を上手く繋ぎ合わせ、
境目が見えない作りも良い。
更にナイトクラブでの鏡を上手に使った、夢の中の映像は、これまた目を惹きつける映像になっています。
内容も1960年代と現代で、おそらく設定では60年ほどしか経過してない微妙な時間差も良かった。
上手く時間差を使った映画です。
テンポが良いので、ホラーが苦手でも、オールディーズの洋楽が好きな方にお薦めです。
《物語》
第六感を有するファッションデザイナー志望の現代の女性が、過去の有名歌手の身体にタイムスリップしてしまうことから始まる恐ろしい体験を描いたスリラー作品です。本作は2021年の第78回ヴェネツィア国際映画祭でワールドプレミア上映され、同年の東京国際映画祭でジャパンプレミア作品として上映されました。
(以上「映画ウォッチ」より)
監督
エドガー・ライト
出演者
トーマシン・マッケンジー（エロイーズ・ターナー）
アニャ・テイラー＝ジョイ（サンディ）
マット・スミス（ジャック）
ダイアナ・リグ（ミス・コリンズ）
《こんな話》
・夢の中のタイムリープ
・夢と現実
・60年代のソーホー地区
《関連する映画》
・プロミシングヤングウーマン(若き女の子の遭遇したもの)
・ベイビードライバー(エドガー・ライト監督・選曲)
・ミッドナイトインパリ(昔の時代)
