荒川自転車乃介

ラストナイト・イン・ソーホーの荒川自転車乃介のレビュー・感想・評価

3.4
田舎からファッションの勉強のためにロンドンに出てきた女の子。寮生活に馴染めず、一人暮らしを始めると、夜毎、一人の女性が現れるようになるのだが、夢の中でその女性が殺されてしまう。実際にあった事件だと、主人公は考えるのだが、というようなストーリー。
あまりに期待しすぎたせいか、そこまで、はまらなかった。
夢と現実が交錯するのだが、主人公の設定が、霊感が強い人というより、幻覚を見る病気の患者ように見えてしまう。
「これは夢の中の話なんだ、現実ではないんだ」と主人公が
自分に言い聞かせるようなシーンがあればもっと感情移入できたかなと思う。
ただ、音楽とファッションはとても楽しめた。