前情報なくみたら、最初30分で青春映画かと思ったら後半、全く違う展開でビックリ。ホラーサスペンスという感じ。60年代の雰囲気も良かったし、赤が冴えるライテングや、主人公が夢の世界で鏡に映る演出など、新鮮で異世界感を感じさせ見入ってしまう。
主人公の女の子は初めて見る女優さん。ホント弱々しい演技がピッタリで、大学と馴染めない感じとか、はまつまていて、新星現るって、感じだった。
アニャ・テイラー＝ジョイは安定の美しさ。クイーンズ・ギャンビットといい昔顔なのか古い時代の役が非常にハマる。納得感がある。
この映画、夢の中で色々起こるのだけど、起きる描写はあっても、寝入る描写がない。寝ましたみたいな瞬間がない。スーっと夢の世界へ場面転換するんだけど、そこが毎回美しいというか、素晴らしい演出。寝たとこ見てないのに、寝たんだなと分かる。
すごいオシャレな監督だと思いました
