ストレンジラヴ

ラストナイト・イン・ソーホーのストレンジラヴのレビュー・感想・評価

3.4
「私はここよ」

ファッションの勉強のためロンドンにやってきたエロイーズ(演:トーマシン・マッケンジー)は、寮に馴染めず古びた屋根裏部屋を借りることにした。やがて夜になり眠りにつくと、目の前には彼女が憧れる’60年代のロンドンが現れ、いつしかサンディ(演:アニャ・テイラー=ジョイ)の後を追うようになるが、次第に幻想と現実の区別がつかなくなっていく...。
まず、深夜に鑑賞したことを後悔した。いや、バチバチのホラーですやん。しかもネオンサインやらナイトクラブやらの照明が激しく点滅するため、軽くポリゴンショックを起こしかけた。では何故観たかって?そらもう主演女優よ。
最初のうちは「ロンドン版フィールド・オブ・ドリームズ」くらいの気持ちで観ていたが、中盤からは目を細めながら観る羽目に。ホラー映画は正直なところ苦手です。でも脚本はよく練られていたと思います。ただただ僕自身がホラーが好かないため「自分には合わなかった」というのが率直な感想です。
それでも「007/サンダーボール作戦」を上映している描写や、所謂オールディーズがふんだんに使用されていて当時の熱気やロンドンの空気感は漂ってきたし、何よりブロンドヘアにイメチェンしても主演女優が超可愛かったのでそれだけは気持ちがワクワクしました。

夢だけど、夢じゃなかった…