アザーズのsatoのレビュー・感想・評価

光が遮断された屋敷といいポルターガイストといい、不穏な雰囲気が漂ってた映画だった。"弱虫ケムシ"かわいい。
子供達やお母さんがかつて何かが起こったことを匂わしていたりと、意味深な描写が多かったのが印象的だった。全体的に暗いシーンが続く不気味な所が多いけど、こういうちょっとした会話から雰囲気を醸し出す表現が流石だと思う。
何より全てが根底から覆るラストは素晴らしかった。人によって解釈が異なるラストだけど、自分としてはあの家族にとってのハッピーエンドだと信じたい。