このレビューはネタバレを含みます
予告編は随分前から観ていました。
テレビで見たオリエント急行が面白かったこともあり、今回映画館で観れて嬉しかった！
まずキャスト陣の衣装がかなり豪華！特にリネットとジャクリーンのドレスが素敵でした✨
暑いエジプトの熱気に映えるような男性陣の淡いスーツも良かったです。
リネットもジャクリーンもダンス素敵でした。
カメラワークも綺麗。
ホテルや船の内装、クラブの音楽等、全体的にお洒落でした！ポアロが食べようとしていたケーキまで🍰
1930年代の話なので、防犯カメラなどの電子機器がない中、人の言動で疑いを持ち推察していくポアロの洞察力は凄いと思います。
でもそれは常に人に疑いを持っていることでもあり、犯人を捜すために詰問をすることで嫌悪感を持たれてしまうのは見ていて辛かったです。
ジャクリーンもリネットを本気で嫌いなわけじゃなかったのかな。発砲事件前のあの涙を見るとそう思います。
ポアロが人間らしい表情を見せるのはジャクリーンと話す夜のシーンと、ブークが亡くなってしまった時。
ブーク好きだったので亡くなったの哀しい…
色んな愛憎渦巻く映画でしたが、ポアロのトラウマが少しずつ癒されていくといいな。そしてまた人を愛せるといいな。
そもそもポアロ役のケネス･ブラナーが「本当にロックハート先生やった人？」っていうくらい見事な渋おじさまになっているのですが、
今回、元婚約者の医師を演じたラッセル･ブラントが全然分からなくてパンフ見てびっくりしました…全然違うじゃん…普段の長髪いずこ…
