このレビューはネタバレを含みます
ケネス=ブラナー監督・主演の「名探偵ポアロシリーズ」2作目。
1作目は映画館に行ったんですが、2作目は行けてなかったので初見。
いやー、映画館で観るべきやったな。
オリエント急行でも思いましたが、映像美が凄いから、大きな画面と非日常空間で観るべき作品。視界に生活感あるものが無い環境で観るべきでした。まぁ、時代からすると綺麗すぎるから、違うって思う人も居そう。私も日本の時代劇なら多分違うと思う。
内容は面白かったです。
原作読んだこと無いんですけど、犯人は想像通りで。今だとよくあるパターンですよね。ただ、オリエント急行みたいに犯人が１人じゃないのかもなって思いながら観てると、最後まで楽しめました。
ブース死ぬのは意外でした。ポアロつら……。今回、ポアロ孤独の回って感じ。変人感があんまり無くて、これはやっぱ1作目から観といた方が良いなと。
最後に犯人が死ぬ、っていう終わりが良いですね。日本のは生かしたり、許したりするから。そこで興が冷める。人を殺すのってそんなに簡単じゃないと思うんですよ。正に人生をかけてるわけで。登場人物達としては後味悪いけど、観てる側からするとスッキリ終わったなって思います。
誰が一番の被害者なのか。
