ザック・スナイダー監督の超大作ゾンビ映画。
期待値が高すぎたのか、どうしてもあの「ドーン・オブ・ザ・デッド」と比べてしまうと劣るというか。
正直言ってオープニングがピークです。
ゾンビは走りまくり、弾丸も避けまくり。多少の知恵や社会性も持っているので、そこらへんは好き嫌いが分かれそうです。
派手なアクションやドンパチはあるし、ヘッドショットで頭は吹き飛ぶしゴア描写も多めで爽快ですが、ほとんど薄暗い室内でのシーンなので盛り上がりに欠けます。
ヘリ操縦士とかYouTuberとか金庫破りとかキャラが立ってるのは良いんですが、死に際にスローモーションとか使われるとなんだか醒めちゃいます。
そして2時間越えはやっぱり長い。
ドンパチの間を埋めるかのように主人公と娘の確執だったり安っぽいヒューマンドラマが挿入されるんですが、そういうのバッサリ切っちゃって良かったんじゃないの。
ラストはお涙頂戴のつもりなんだろうか🤔
真田広之の扱いにも疑問が残る。あれでいいのか?
あとせっかくの丸鋸が活かされてない!もったいない!もっと丸鋸殺戮見せてよ!
不満ばかり書き連ねましたが、アクションシーンは迫力があるし適度にグロもあり超大作ゾンビ映画としてはとても楽しめました。スクリーンで見ていれば印象が変わっていたかもしれません。