映画の道化師KEN

アーミー・オブ・ザ・デッドの映画の道化師KENのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

クセ者傭兵部隊vs死の軍団!

監督はリメイク版「ドーン・オブ・ザ・デッド 」のザック・スナイダー。主演はマーベルシリーズ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のデイブ・バウティスタ。加えて、「マレフィセント」のエラ・パーネル、「ブラッド・スローン」のオマリ・ハードウィック、「カウボーイ&エイリアン」のアナ・デ・ラ・レゲラ、「サロゲート 危険な誘い」のテオ・ロッシ、「レッド・バロン」のマティアス・シュバイクホファー、「デンジャラス・ラン」のノラ・アルネゼデール、「ライフ」の真田広之、「ノーカントリー」のギャレット・ディラハント、「ルーシー・イン・ザ・スカイ」のティグ・ノタロ、ナイブズ・アウト 名探偵と刃の館の秘密」のラウル・カスティーロらが共演!

ある日突然、ゾンビが大量発生し、人類は多くの犠牲を払いながらもラスベガスにゾンビを隔離することに成功した。ゾンビとの死闘の後、静かに暮らしていたスコットは謎の男タナカの依頼により、ラスベガス地下の巨大金庫に残された2億ドルの現金を回収するという計画に加担することに。同じく招集されたクセ者だらけの傭兵たちとともに、大量のゾンビで埋め尽くされた危険エリアに侵入し、屈強で俊敏なゾンビたちと激しい戦いを繰り広げる!

ザック・スナイダー監督が手掛け「ドーン・オブ・デッド 」から17年振りのゾンビアクション作品。ストーリーは韓国映画の某感染列島の内容とほぼ同じで世界観は映画「ゾンビ・ランド」、「ワールド・ウォー・Z」、「オーシャンズ」シリーズとテレビゲーム「デッド ・ライジング」シリーズ、「レフト4デッド 」シリーズなどのいいところをパクリ倒したようなものになっている。

さて、序盤はアウトブレイクで壊滅していくラスベガス のオープニングから始まり、傭兵の主人公が依頼を受けた後に仲間を集めるところはありきたりではあるものの、気兼ねなく観ることが出来る。だが、壊滅したラスベガス にチームで潜入する中盤からはグダグダ感マックスな退屈シーンが小1時間続くため、しんどくなってくる。更に、終盤で主演のデイブ・バウティスタが筋肉とガンアクションでゾンビを無双する展開は中々、見応えがあったが、売りにしているアクションの見所は大体、そこだけで、ボリューム不足感は否めない。

総評的な評価としては「ドーン・オブ・ザ・デッド 」には遠く及ばない、いまひとつな作品としての評価が妥当である。ザック・スナイダーの作品は当たり外れが激しいので仕方のないことなのだがいかんせん、残念でならない…