いかにもデイヴバウティスタが主人公なんですけど、実は真の主人公といえる人がおりまして…一番最初に死ぬんですが。
見応えある近接戦のアクションやモブとは思えないくらいに生き残ろうとする足掻き、ここは私に任せて先に行け精神からの爆死！ …なんてものを初っ端から見せられる。
なので、ここからはもっとすげえのが見れるんだなと思ったらそこがピークだったというか。
血肉吹き飛ぶ描写やら虎やら、色々派手なもんは見れるんですが、ことアクションというところでいうと…一番最初がやはり一番見応えあったなと。
あの役をデイヴバウティスタがやってくれておれば、ストーリーがこんなにウンコでも文句はそこまで無かった。
なんというか、キャラクターに頭悪い行動させてストーリーを進めていく手法っていうのをこの規模の作品でやるんですねえというガッカリ感というか。
もうすぐ街が爆破されるぞ！ ってタイミングでわざわざ誰にも言わず一人で人を探しに行く神経。
せめて誰かに声掛けるか余裕があるときに誰かと一緒に行っとけよ！
結局こいつが行ったせいで皆で探しに行く羽目になり…結局助けに行ったものの中途半端な姿勢なもんで誰も助からず…挙句部隊が壊滅する…という、死神に等しい存在。
その展開で十分冷め切ってる中で親子の糞寒い茶番を見せられる…良く見せられたな！ と。
全く合わなかったですねえ。
